世界の武器術・剣術!!

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ボウイナイフ

bowieknife.jpg


ボウイナイフはハンティングナイフの一種で、刃長は20~30cm。しっかりしたダブルヒルトを持った大型のシースナイフ(鞘付きナイフ)です。鋭くえぐるように上を向いた切っ先、がっしりとした作りは、戦闘において使用する事を充分意識したものと思われます。アメリカ西部の開拓時代に武器と作業用の道具として盛んに使われました。

ボウイナイフという名称は西部開拓時代の英雄ジェームズ・ボウイが愛用したところからきています。

Jimbowie.jpg

ボウイはケンタッキー州で生まれ、ルイジアナ~テキサスに渡り歩き、土地の投機やギャンブルをしながら、広大なサトウキビ農場を設立したり、伝説の鉱山を探したりと、そのフロンティア活動は波瀾万丈、冒険に満ち溢れています。

そしてこの土地の英雄らしく、非常にケンカっぱやい荒くれ者でもあり、腕っぷしは抜群。数々の伝説的な武勇伝を残しています。そして、その武勇伝にしばしば登場するのが「ジェームズ・ボウイのナイフ」=ボウイナイフというわけです。

元々、ボウイナイフはジェームズの兄レジン・ボウイが考案したとされます。彼はバッファロー狩りに出かけた際、持っていたナイフの非力さゆえ、ひどい怪我を負ってしまいました。それ以来、特注の丈夫なナイフを持つようになったのですが、このナイフを弟のジェームズも愛用し、更に改良が施されました。

ジェームズ・ボウイのナイフが世間に知られるようになったのが「サンドバーの決闘」です。

1826年、ボウイは保安官であり銀行家でもあったノリス・ライトと借金をめぐって喧嘩となり、ライトが発砲までする騒ぎとなりました。この時はライトの友人が止めに入り、なんとかその場は収まりました。

しかし、その翌年、ボウイはミシシッピ州ナチェス付近の砂洲(サンドバー)で起こった決闘に立会人として参加しましたが、決闘相手の立会人が因縁のライトだったのです。決闘は案の定、立会人をも巻き込む乱闘となり、ボウイは撃たれながらもナイフでライトを刺殺。この戦いによりボウイの名は凄腕のナイフ使いとして南部中に広まり、テキサス中の男がボウイと同じナイフを鍛冶屋に注文したと言います。

sandbar1.jpg


その後、 ボウイは「テキサス革命」に参加。当時、メキシコの統治下にあったテキサスがメキシコから独立するための戦いです。

ボウイはテキサス軍の司令官として、メキシコ軍相手に大活躍しますが、1836年アラモ砦に入ったところ、メキシコの大軍勢に攻め込まれ戦死を遂げます。

この戦いでボウイは重い病に冒され床に臥せっていたところへメキシコ軍が攻め込んできたため、フリントロック銃で応戦するも、奮闘むなしく討ち取られてしまったとのことです。

このとき敵の耳にも知れ渡っていた有名な彼のナイフは、突入したメキシコ兵らによって記念に持ち去られたとも、あるいは既に其処にはなかったとも言われます。

ただ、彼は生涯に幾度か改良を重ねながらナイフを新調しており、そのような「新調したために使われなくなった前のナイフ」と見られるものが真贋不明ながらも何本かアーカンソー歴史博物館に収蔵されているとのことです。

ジェームズ・ボウイはフロンティア・スピリットあふれる物語で、テキサスの歴史を彩る民衆の英雄のひとりとなりました。

そして、彼の代名詞とも言える「ボウイナイフ」は、アメリカのフロンティアスピリットを体現する工芸品として、今日も多くのコレクターに愛されています。

ちなみに、イングランド出身のミュージシャン兼俳優のデビッド・ボウイの「ボウイ」はボウイナイフから取ったと言われます。

前述した通り、現在ボウイナイフは工芸品としての色合いが強くなっていますが、本来はもちろん武器。しかも実戦をかなり意識した強力な刃物ですので、戦いの中でどのように使われたかは興味津々。

動画がいくつかありましたので見てみたいと思います。




刀身がやや細身でしょうか。なかなかの切れ味ですが、それにもまして刺突のほうが殺傷力を感じさせてゾクッとしました。






技術の動画。練習用のつくりものですが、本物と同じ大きさだと思いますので、やはりでかいですね。ナイフというよりは山刀や鉈といった感じですね。




こ、これは……たたずまいからテクニックから只者ではなさそうですねえ。何者でしょう?カリやシラットの技術にも見えますが、それだけではなく独自のアレンジが入っているようにも思います。










スパーリング系の動画。ナイフでナイフを受けるというのは、大型で頑強なボウイナイフならではですね。あと両手にそれぞれ持つ二刀?は左右両方から早い回転の攻撃ができてかなり危険だなあ、と思いました。

動画全体を見ると普通のナイフとひと味違った大型ナイフの迫力を感じました。また、ボウイナイフ関係の動画を検索してみると、非常にたくさんの動画が出てきて、本当にファンがたくさんいる武器なんだなあ、と思いました。

ただ、動画の中で使ってらっしゃる技術は近代のナイフ格闘術という感じですね。もちろんそうなるのは当然でしょうが、西部開拓時代のジェームズ・ボウイをはじめとする荒くれ者たちがこのどデカいナイフを持って、はたしてどんな戦いをしたのか、というのも非常に興味のあるところです。




ジェームズ・ボウイの戦闘シーン。映画のワンシーンでしょうか。あまり参考にはなりませんかね(笑)



【関連グッズ】


ウィンチェスター ラージボウイナイフ 1206

  



関連記事
スポンサーサイト

テーマ:武道・武術
ジャンル:スポーツ

コメントの投稿

Secret

PR

最新記事

索引

広告

月別アーカイブ

最新コメント

プロフィール

大門大吾@浪花

Author:大門大吾@浪花
こんにちは大門大吾です!
ブログタイトルを変えました(^-^;
ベタなタイトルですが、よろしくお願いします!

カレンダー

06 | 2018/07 | 08
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

▲ top
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。