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2017年03月

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さすまた

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現在でも警察が犯人を捕まえることを「捕物」と言いますが、江戸期に行われた「捕物」は様々な時代劇や小説の題材となり人気があります。

この「捕物」で下手人を取り押さえる際使われた道具が「捕り具」で様々な種類があり、実に興味深いものがあります。

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まず有名なのが十手。これは捕り具としての使用のほかに、自らの身分を示すいまで言う「警察手帳」の役割もありました。大きさや形状は様々なものがあります。

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寄り棒。別名六尺棒。相手の刃物を払い落したり殴打したり、足にひっかけて転倒させるのに使ったようです。

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「三つ道具」と言われた突棒(つくぼう)・袖がらみ・刺又。

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下手人を梯子で囲んで長柄の捕り具で攻撃しながら、徐々に梯子を狭めていく「はしご捕り」。武術に通じた下手人を捕える際用いたそうです。

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「由井正雪の乱」の時、槍の達人・丸橋忠弥を捕えるシーンを描いた錦絵。空中を飛び交ってる白い丸い物体は、卵のからに目つぶしの粉を詰めたもの。これはあくまで錦絵ですが、このような目つぶしは結構よく使われたようです。

このほかにも色々な種類のある捕り具ですが、現在ではそのほとんどは消えてしまっています。

しかし、その中において、少し形状と材質を変えて現在でも使われているのが「刺又(さすまた)」です。

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警察をはじめ、民間の警備会社、そして最近では防犯用として学校によく置かれているようです。





一応、長い柄を利用して、相手と距離をおいて安全に対応できるということ、また相手の胴にまっすぐ押しつけて押しこんでいくという簡単な操作なので、素人でも使いやすいというところあたりが評価されているのかと思うのですが、しかし、こういった動画もありました。





1:13~1:44を見ると「さすまた使えね!」と思ってしまいますね。そのあとの使いかたは勉強にはなりましたが、かなり武術的なので、結構練習しないとできないだろうなあ、と思いました。

それで最近では改良型のさすまたも多いようです。









ロックがかかるタイプのさすまたですね。確かに犯人の動きはかなり封じることができますので、二番目の動画のようにそのまま逃げるのは状況によっては良いかもしれません。





これは警察の方によるさすまたを使った逮捕術。さすまたというよりマジックハンドのようですね。宅八郎氏を思い出したのは私だけでしょうか。意外とかっこいいですが、なかなか技術が必要そうです。

これらの動画を見て思ったのは、やはり普通にさすまたを使って侵入者を取り押さえるのは相当難しいだろうなあ、ということです。

基本的にひとりでは使えないですし、複数いてもそう簡単ではなさそうですね。

普通の学校の先生が1年に1回ぐらい指導されて練習したぐらいでは、人殺す気満々でアドレナリン出まくりの刃物を持った男を、さすまたで取り押さえられるかなあ~?と思ってしまいました。

ただ、動画を見てもうひとつ思ったのは

「これ普通に打突武器として使えんじゃね?」

ってことです。

上の動画でも武術的に戦っているシーンがありましたが、そこまできれいに動けなくても、凶器がナイフとかであれば、間合い的にはかなり有利ですし、取り押さえる事にこだわらず、槍のように突いたり、スペースがあれば振り回して叩くとかもありじゃないかと思います。

もちろん、そういう使いかたも簡単ではないし、訓練が必要ですが、本来の犯人の胴を押さえ込むことだけに集中した使いかたよりも、より有効ではないかと思いますし、ひとりでも対抗することができます。

実は上の写真を見てもわかるように、昔の刺又には先端近くにトゲがたくさん付いていて、この部分で殴打して弱らせてから押さえ込んだりしたようです。なので打突もできるようにしておくというのは有効だし、トゲ付きなど打突力の高いさすまたは良いと思います。先端のYの部分までトゲがあればつかまれるのも防げますし、押さえ込んだときもはね返されにくいですしね。

あと、ロック式のさすまたの動画のコメント欄に

「先端部にスタンガンが付いてたらもっといい」

というコメントがあって、良い考えだと思ったのですが、私の提案としては先端部に催涙スプレーが付いていて手元のボタンを押せば噴射できるような仕掛けがあれば良いんじゃかな~と思いました。

それなら胴を挟めなくてもいいですし、か弱い女の先生とかでもかなり遠距離で戦えますので有効ではないでしょうか?

やはり飛び道具は有利ですし、それこそ錦絵にあった卵のからの目潰しの現代版みたいな刺激物を詰めたボールとかもいいと思います。

まあ、そういうのは法律的なこととかでダメとか、悪用されるからダメとか、相手が逆上するとか難しいところもあるんでしょうが、かといって普通のさすまたを備えつけたところで、侵入者から子どもとか守るのはかなり心許ないと感じます。

私個人の意見としては、子どもに危害を加えようと刃物を持って侵入してくるような奴には、どんな手段を使っても構わないと思うし、なにより大事なのは子どもを守ることだと思います。

その点で、もう少し強力で現実的な備えを考えても良いのでは、と思います。

また、学校であれば武器として使える物はまわりにたくさんあると思いますし、いざという時、さすまたと並行して、そういったものをどう利用するか意識しておくのも有効かと思います。

なんだかさすまたを否定する内容になってしまいましたが、(ほかの武器同様)素人がいきなり使うには難しいだろうと思うだけで、正しい使用法を知り練習を積めば有効に使えるだろうし、さすまた自体は興味深い面白い武器だと感じました。



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