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サーベル

昭和の男の私としては、サーベルと言ってまず思い浮かべるのは、プロレスラーのタイガージェットシンさんです。

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いや~、恐かったですね~。しかし、前々から、シンさんのくわえてるのってサーベルじゃなくね?と思っていました。

サーベルというのはもっと刀身に幅があって、反りがある剣だと思っていたのですが、シンさんのは針みたいに細くてまっすぐで、サーベルというよりレイピアやスモールソードとかのほうが近い気がしていました。

しかしながら、よくよく調べてみると、シンさんのはフェンシングのサーベル(サーブル)のようです。そういえばパートナーの上田馬之助さんは剣道の竹刀を持っていたので、ちょうど良かったかもしれません。

それはさておき、サーベルの起源は、16世紀ごろ、スラブ系ハンガリー人が中近東の刀剣の影響を受け作りだしたといわれています。

騎乗した兵士が使用するため、片手で扱えるよう軽く、そしてできるだけ長く作られています。

国や用途によって様々な種類があり、まず刀身の形としては直刀、半曲刀、曲刀があります。切っ先も刺突を主目的としたもの、斬撃を主目的としたもの、両方使えるものがあります。

schweizersaber.jpg

直刀タイプ。16世紀ごろスイスで使われたサーベルで、「シュバイツァーサーベル」と呼ばれる。ヨーロッパで初めて用いられたサーベルで基本的に片刃だが、先端3分の1のみ両刃の疑似刃。刺突にも適した形。

sabel.jpg

半曲刀タイプ。斬撃に適しているが、先端が疑似刃になっているものも多く刺突も有効。サーベルといえばこのタイプがメジャーですかね。

そしてサーベルは19世紀ごろには世界各国の軍隊で使用されるようになります。

日本でも、旧日本軍や警察がサーベルを採用しました。

このあたり、なぜ日本刀の伝統を持つ日本がサーベルを採用したのか私的には不思議でした。

やはり西洋式の軍制を取り入れた際、日本の古い封建時代を象徴するようなものは、近代化にはふさわしくないと考えられたのかもしれません。

大日本~1

しかし実際のところ、日本軍で用いられたサーベルは外装だけサーベルで中身は日本刀のものも多く、明治中期頃には「日本刀仕込みのサーベル」が制式とされ、昭和期には結局外装も太刀型へ改められたとのことです。

また警察官のサーベルは、実戦的な武器としてよりも国家権力・権威の象徴という意味合いで使われていましたが、昭和21年に警棒と回転式拳銃に切り替えられていきました。

そしてサーベルは銃器が発達し始めたころから実戦でつかわれることは無くなっていきましたが、軍隊のシンボルとして現在に至るまで儀礼用として使用されています。

それではサーベルの動画をいろいろ見てみたいと思います。



激しい剣の打ち合いから一瞬のすきを見つけて技を決める感じですね。フェンシングっぽい印象は受けます。細かい返しによる切りつけが印象的です。頭の上にカメラをつけて当事者目線で見られるのは面白いと思いました。




サーベルはもともと騎乗戦用の刀剣ということで、馬に乗って扱ってる動画はないかと探してみたのですがなかなか無かったです。やはり馬を操りながら斬り合いをするのは相当の技量が必要なんでしょうね。この動画を見るとその難しさを感じます。




少し趣を変えてコサックのサーベルさばき。剣舞がほとんどですが見事な剣さばきでかっこいいですね。コサックと言えばコサック騎兵が有名ですが、馬上の武器であるサーベルの扱いもお手のものといったところでしょうか。

全体的にサーベルは片手で軽々とあやつれる感じですが、斬撃・刺突といった攻撃パターンも多彩で、とても使い勝手の良さそうな武器です。刀剣類のベストセラー、世界中で使われているのも納得だなあ、と思いました。


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鉄扇

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いよいよ夏本番!この時期にピッタリの護身具といえば「鉄扇」です(笑)

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「うちわ」のようなものは紀元前の中国や古代エジプトでも使われていましたが、木や紙を使った開閉式の扇は平安時代ごろの日本で発明されたとのことです。

そして武器としても使える「鉄扇」が登場したのは戦国~江戸時代のことでした。

ひとくちに「鉄扇」と言っても様々なものがあり、親骨と小骨全てが鉄製のもの、親骨のみ鉄製のもの、そして閉じた扇子の形をしてはいるものの開かない「手ならし」と呼ばれるものもあります。

 
  鍛造手造 手慣らし鉄扇 鉄製


また長さも15cm程度のものから40cm以上あるかなり大きなものもありました。

どのタイプにせよ、彫刻や象嵌を施した凝ったつくりのものも多く、護身具としてだけでなく侍たちのおしゃれアイテムでもあったようです。こういったものは美術工芸品として非常に価値の高いものも少なくありません。

あと、手首などを鍛えるための「トレーニング器具」としての使用法もあったとのことです。

このようになかなか興味深い武器「鉄扇」ですが、実際、武器・護身具としてどう使うかというところを、いくつかの動画で見てみたいと思います。



気楽流は富田(戸田)流の流れを組む古武道で、柔術・剣術・棒術のほかに契木、分銅鎖、鎖鎌、十手そして鉄扇など少しかわった武器術が伝わっている流派です。

この鉄扇の使い方は、相手の攻撃をかわしてシンプルに打突という技術ですね。




こちらは関節技の補助としての使い方ですね。固い鉄の棒(鉄扇)を利用して極めていくので、多少技が甘くても極めてしまえる感じですかね。もちろん実戦で使うには習熟がいると思いますが、かっこいい技だと思います。




なぜヒゲが赤いのかはわかりませんが、外国人による「Tessen」の動画は多かったですね。いかにも東洋っぽい雰囲気が魅力なんでしょうか。この扇を開いて手裏剣をはたき落とすっていうのは相当難しそうだなあ、と思いました。

最近は様々なデザインの鉄扇が販売されているようなので、護身具兼おしゃれアイテムとして一本持っておくのもいいかもしれませんね。



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 鉄扇8寸/黒 般若心経 尾形刀剣 TS-B/般若

  

  




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映画「グリーンデスティニー」(チャン・ツィイーvsミシェル・ヨー)と「鈎」

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「グリーンデスティニー」は2000年に公開された中国・香港・台湾・米国の合作映画です。

内容はあまりない……いえいえっ!天下の名剣「碧名剣」をめぐって繰り広げられる熾烈な争いが描かれていますよ~(汗)

ま、まあこの映画は内容よりも映像の美しさとアクションでしょうね。ワイヤーアクションをフルに使ったアクションシーンは賛否両論あったと思いますが、割り切って見れば私的にはあのヒラヒラ感は楽しめましたね。

で、バトルシーンが次から次へと展開される映画なんですが、なかでも私が一番好きなバトルのシーンが「アジアンビューティ(古っ!)」チャン・ツィイーさんと「サモハンキンポーの愛弟子(?)」ミシェル・ヨーさんのバトルですね!



まず絵的にキレイ!美しい!女優さんが美しいのは言うまでもありませんが、しなやかな動きの美しさがそれを引きたてていますね。男の力強いバトルとはまた違った魅力的なバトルシーンだと思います。

調べてみるとチャン・ツィイーさんはダンス・コンテストで優勝するほどの舞踏の名手、いっぽうのミシェル・ヨーさんも元々はバレリーナを目指し修業をされていたとのことで、やはりそういった下地があってのこの動きなんでしょうね。

そういえば、ブルース・リーさんもダンスが得意だったと言いますので、「舞は武に通ず」ということでしょうか。

さて、このバトルシーンはミシェル・ヨーさんが次々に繰り出してくる武器をチャン・ツィイーさんの碧名剣がことごとく粉砕してしまうというシーンですが、ミシェル・ヨーさんの武器の中で「おや?」と思うのが、1:36あたりで取り出してくる武器です。

なんだか見慣れない武器だなあ、と思うわけですが、これは「鈎(ごう)」という武器で、両手に一本ずつ持って使う「双鈎(そうごう)」が一般的な使い方です。

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先端のカギの部分は外側にも内側にも刃が付いており、そのまま攻撃するほかに馬の手綱に引っかけて切ったり、相手に引っかけて引きずり倒したりすることができます。

また、持ち手の部分には三日月型で刃のついた「月牙」がついており、この部分で相手の攻撃を受けたり、接近戦で切りつけたりもできます。さらに柄先の突起も槍のように尖っておりこの部分でも攻撃が可能。

このように多彩な攻撃手段を持つ武器ですが、それだけに扱いは難しく、教本には「練習中、自分で自分を傷つけないように注意しよう」ということが書いてあったとのことです。

それで私的に「おっ!」と思ったのが1:42。それぞれのカギの部分を連結させて、ブンブン振りまわすシーンです。この使い方は面白いなあ、と思いましたが、実際できたんですかねえ。



実際の「双鈎」の演武の動画。美しい演武ですが、連結させて使うのは一瞬でした。ほかの動画も見てみたのですが、あまり連結させてブンブン振りまわすというのはなかったです。やはりひっかけるだけではちょっとしたことではずれてしまいそうですし、実際には一瞬つなげるのがせいぜいというところなんでしょうかね。

ただ、多人数に囲まれた時、連結させた鈎を振りまわして、退路を作ったりという使い方はあるようです。

しかし、普通に両手に一本ずつ持って戦ってる最中に、突然一瞬で連結させて攻撃されたら、まるで武器がグーンと伸びたような感覚になるだろうし、間合いも狂ってとっさに反応できないでしょうね。



この動画だと1:00ぐらいのところで連結させて振ってますが、この早技はかわせんでしょう!恐るべき攻撃だなあ、と思いました。

さらに双鈎は「蟷螂門」でも使用されており、まさしく両手の鈎をカマキリの鎌のように使うとのこと。それはかっこいいですねえ、見てみたいものです。

そんなわけで「グリーンデスティニー」も「鈎」も実に魅力的だなあ、と思いました。


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尾張貫流槍術

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尾張貫流槍術(おわりかんりゅうそうじゅつ)は、江戸時代前期、津田権之丞信之によって創始された槍術の流派で、普通の槍とは少し違う独特の槍を使用していることで知られています。

その槍は「管槍(くだやり)」と呼ばれるもので、槍の柄を短い管(円筒)に通し、片手で管を持ちもう一方の手で柄を持って、しごき突き出す、あるいは引っ込めるというものです。

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手で直接槍を持ってしごいた場合、どうしてもそこで摩擦とかひっかかりができますが、管を使うことで引っかかりがなくなり、手でしごくよりも遥かにスピーディな刺突が可能になります。

始祖・津田信之は、明暦元年(一六五五)生まれ。幼い頃から諸般の武術を学びましたが、特に槍術を好み、わずか16歳にしてその奥伝を得たと言いますからかなりの天才ですね。それから研鑽を重ね、独自の貫流(津田流・津田貫流)を編み出しました。

やがて信之は尾張藩槍奉行となり、貫流は尾張藩主により他藩に伝えることを禁じる「御止流」とされ、愛知県に現在まで伝えられることとなりました。



かなり長い!二間槍(3.6m)とのこと。実際防具をつけての試合稽古は迫力あって面白そうです。

やはり突きだすスピードと引くスピードが普通の槍とは数段違いますね~。あと、螺旋状に繰り出される穂先も独特です。面鉄が曲がるとかどんだけの破壊力なのか、と思ってしまいますね。実際の槍だと刃が付いた穂先がクルクル回りながら来るんですよね。ビビりますね。しかし、狙ったところに正確に当たるのかなあ、という疑問も少し持ってしまいました。まあ、だから七年かかるんですかね~?あと、2:08の「やりじるし」というのは中国の槍術だと似たものをよく見ますが、日本ではあんまり見かけないですね。

しかし、これだけの仕掛けがあると、他の槍と比べて同じ武器とは思えないですね。単純な仕掛けではあるのですが精密な器械という印象を受けました。管槍は一部のほかの槍術家からは卑怯と目されたりもしたらしいのですが、わからなくもないなあ、と思いました。

また貫流では「槍法を知らずして刀術を語ることなかれ、刀法を知らずして槍術を語ることなかれ」とされ、槍術のみならず剣術も重視され修練されているのも特徴です。


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